母国スペインGPで完璧なポール・トゥ・ウィンを決めたルノーのフェルナンド・アロンソ。レース後「キャリア最高の瞬間だった」と喜びを語った。
「今日は最大限のレースパフォーマンスが発揮できたと思う。タイヤも見事に作用してくれた。レース開始前にはいくつか不安材料もあったが、実際は全てがパーフェクトだった」
「ギャップを作るため最初のスティントでハードにプッシュしたよ。その後はほとんど守りに入っていた。今回はフェラーリが反撃してこなかったので、ギャップを保ち、レブをコントロールして完走を目指したんだ。最後の5、6周でミハエルがスローダウンしたのが分かったから、僕もクルーズした」
「母国の観客の前で優勝できたことは、これまでのF1生活のなかでも最高の瞬間。チャンピオンになったブラジルGPと並ぶよ」とアロンソ。
チャンピオンシップのリードも15ポイントに伸ばした。