オークネットとJAAは、オークネットが開発して今夏導入予定のインターネットを利用した新ネットワークオークションシステムの技術をベースにしたシステムをJAAが採用することで合意したと発表した。両社は、資本提携を含む包括的な業務提携を結んでいる。
今回、新たに合意したのは、オークネットの新ネットワークオークションシステムの基本ソフトをJAA向けにカスタマイズしたシステムの供給を受けて、ハード・通信網に関してもオークネットのセンター設備を利用し、運営業務の一部をオークネットに委託する予定だ。
これによりJAAは、次世代システムを開発する負担が減り、開発期間の短縮も図れる。早期にサービスを開始することでネットワークオークション登録会員の拡大を迅速に進めることも可能。コスト面でも両社を合わせたスケールメリットの効果が期待できるとしている。