日産自動車は、2009年にロシアのサンクトペテルブルクに工場を建設して現地生産することを発表した。ロシア連邦政府の認可を受けてから、新工場を建設する。
ロシアでは、自動車需要が増えることが見込まれており、すでにトヨタ自動車が現地生産を決定している。日産は、ロシアで輸出モデルの販売が好調なことから、現地生産を決めた。
2万5000−5万台規模の工場をサンクトペテルブルグに建設、2009年からの稼動開始を目指す。工場では、3モデルを生産する計画だ。
ロシアでは、すでに日産のパートナーであるルノーが現地生産しているため、当初はルノーのロシア工場での日産車の生産を検討してきたが、独自の工場の方がブランドの確立やコストの面で有利と判断した模様だ。