NTNは、ドイツIFAグループの等速ジョイントメーカーのイファ・アントリーブステヒニック(IFA-AT)社に資本参加したと発表した。
NTNはIFA-AT社の株式25%を取得した。今後、段階的に出資比率を引き上げて数年後に買収を完了させる予定。
IFA-AT社は、フォルクスワーゲン(VW)が内製していた等速ジョイントを一部外部調達に切り替えるため、IFAグループを調達先と決定した時に設立された。同社の売上高は約60億円で、大半がVWグループ向けだ。
NTNは従来取引きの無かったVWとの関係を強化するため、IFA-AT社に資本参加することを決めた。NTNは今回の資本参加を足がかりに、VWグループのグローバルな事業展開に対して本格的な参入を目指すとしている。