12日、ニューヨークモーターショー会場で行われたアキュラのプレスコンファレンスの席上、アメリカン・ホンダモーター(AHM)は、アキュラブランドのワークス体制で2007年からアメリカン・ルマン・シリーズのLMP2クラスに参戦を開始することを発表した。
アメリカン・ルマン・シリーズはアウディ、ポルシェ、BMW、コルベット、レクサスなどが参戦しているシリーズで、アメリカではプレミアムブランドのPRにはうってつけのカテゴリーのひとつだ。
AHMのシニア・バイスプレジデントのジョン・メンデル氏は「今年、アキュラは設立20周年を迎える。アメリカン・ルマン・シリーズはアキュラの技術力や性能の高さを示すのにもっとも適したレースだ。節目の年にこのシリーズに参戦することで、アキュラが性能や先進技術において業界のリーダーであることを示したい」と語った。
オーバー500馬力を発揮する自然吸気の3.4リットルV8エンジンはカリフォルニアに位置するHPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)が設計。開発、シャシーはローラ(イギリス)やクラージュ(フランス)など、複数メーカーを採用する。
今夏からマシンテストを開始、チームやドライバーについての発表は後日行われる。