フォード・ジャパン・リミテッドは、フォードのコンパクトカー、フォード『フィエスタ』を一部改良して23日から発売開始した。
今回のマイナーチェンジでは、ヘッドランプ、フロントグリル、フロント/リアバンパーなどのデザインを変更した。15インチアルミホイールと195/50R15タイヤを装着し、ドライビングダイナミクスを外観上でより強くアピールした。
内装では、インストルメントパネルやメータークラスター、シート素材等を一新し、質感の向上を図った。また、フルオートエアコンやキーレスエントリー連動ドアミラーのほか、96km/h以上での走行時に急ブレーキをかけると自動的にハザードランプを点滅させるオートハザードランプを標準設定するなど、装備面も充実させ、快適性と利便性を高めた。
今回、従来のグレード体系を見直し、販売が好調だった最上級グレード「GHIA」のみの設定とした。カラーバリエーションも見直し、ボディカラーに新色ヴィオラメタリックを追加したほか、インテリアカラーもアボカドベージュとブラックの2カラーを設定した。
今後フォード・ジャパンでは、フォード・チームRSが開発を手がけた高性能モデル「フィエスタST(3ドアハッチバック)」の発売も予定している。
フィエスタの価格は196万円。