クラリオンが「Clarion Car Audio & Car Navigation Report 2005」を発行

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クラリオンが「Clarion Car Audio & Car Navigation Report 2005」を発行
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クラリオンは、2005年のカーオーディオ/カーナビゲーションの市場動向とカーオーディオ保有者334名とカーナビゲーション保有者351名に対して実施したアンケート結果をまとめた「Clarion Car Audio & Car Navigation Report 2005」を発行した。

レポートによると、2005年のカーオーディオ/カーナビゲーション市場動向のポイントは以下の3点。

(1)カーナビゲーション市場は前年比115.7%(406万台)と拡大、純正品は毎年増加傾向にあり出荷全体の6割を占める。カーナビゲーション市場の中でも純正品市場の伸びがライン装着品前年比116.9%(152万台)、ディーラーオプション品が118.9%(126万台)で顕著となっている。クルマ購入時には「カーナビ付属」が一般化したことの表れだろう。

(2)カーナビゲーションのアフターマーケットの出荷台数の前年比が110%(127万台)と昨年に反し増加傾向に転じた。HDDタイプの浸透に伴い、カーナビの低価格化が買い換え需要を牽引したと想像される。

(3)カーオーディオ出荷台数は前年比98.7%と継続的に減少。カーAV/ナビ一体機の出荷増とカセット・MDの需要が減少していることが要因と考えられる。一方、チェンジャーを含むCD単体機のみが前年比123%と大幅に増加しているのも特徴の一つだ。このことから、カーオーディオはカーナビと競合しない高付加価値の高級機か、低価格の廉価版CD単体機に偏っていく傾向であると推察される。

この「Clarion Car Audio & Car Navigation Report」は、1982年からオーディオについて毎年春に前年対象調査分を発行してきた。また、2002年からはカーナビゲーションも追加して発行してきた。

《編集部》

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