米ゼネラル・モーターズ(GM)は7日、07年1月1日付けで、ホワイトカラーの年金制度を、確定給付型から確定拠出型に変更すると発表した。
確定給付型から確定拠出型への移行により、07年の年金費用を税引き前で約4億2000万ドル(約500億円)削減する効果があるという。
GMは、昨年11月、北米の工場従業員を08年までに3万人削減するリストラ計画を発表した。また、今年2月には役員報酬のカット、株式配当の削減などのコスト削減策を発表。今月6日には、スズキへの出資比率引き下げも発表した。年金制度の変更も、一連のリストラの一環。