ホンダが発表した1月の生産・販売状況によると、海外生産、世界生産が1月単月として過去最高を記録した。
国内生産は10万0832台。国内向けの減少により4.9%減となり、2カ月連続で前年同月を下回った。
海外生産は18万1910台、北米、欧州、アジアでの増加により9.5%増。6カ月連続で前年同月を上回り、1月単月として過去最高を記録した。世界生産は、海外生産の増加により3.9%増となり、6カ月連続で前年同月を上回り、1月単月として過去最高を記録した。
国内販売の総合計は3万3477台、18.4%減となり、3カ月連続で前年同月を下回った。登録車は、『フィット』や『オデッセイ』の需要が一巡したことにより12.7%減となり、2カ月連続で前年同月を下回った。届出車(軽自動車)は、『ライフ』や『ザッツ』の需要が一巡したことにより28.7%減となり、3カ月連続で前年同月を下回った。
主な車名別実績は、フィット:6088台、ライフ:5480台、ステップワゴン:4397台となっている。
輸出の総合計は5万6617台、17.3%増。主に欧州、北米向けの増加により6カ月ぶりに前年同月を上回った。欧州は新型『シビック』の出荷開始、北米は販売好調な『アコード』の出荷増が台数増加につながった。