三菱自動車『i』(アイ。1月24日発表)はリヤミッドシップレイアウトを採用したエクステリアが特徴的だが、インテリアもユニークなデザインにまとめられている。インテリアは曲線が多用され、あたたかみのあるデザインに仕上げられた。
メーターはアナログ式のタコメーターにデジタル式のスピードメーターを内蔵したコンビネーションメーターを採用。4ATのシフトレバーも三菱の軽自動車では初となるゲート式フロアシフトを装備している。そのゲート式シフトレバーも、台座の上に置かれているような可愛らしいデザイン。フロントウィンドウが大きいので、前方の見切りもよく、室内の開放感も高まっている。
商品開発本部の岩男明信さんは「インテリアはシンプルな中にも躍動感のあるデザインを目指しました」とコメント。
「広さよりも包まれ感やパーソナル感を重視していますので、心地よい空間に仕上がっていると思います。シートカラーはレッドとダークグレーの2色から選ぶことができ、その色に合わせてグローブボックス周辺のパネルの色もコーディネートされます」
他にもモダンなクッション形状を持つシートや、丸型や円形を多用し優しいデザインに仕上げたドアトリムなど、多くの専用パーツが採用されたインテリアは見所が多い。インテリアもまた、i の魅力を際立たせているポイントだ。