ダイハツ工業が発表した2005年の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年比5.9%増の77万4273台と順調に推移した。
国内生産は同6.6%増の72万4509台と3年連続でプラスだった。国内向け軽自動車販売が好調だったほか、輸出も伸びたのが主因だ。
国内販売は同4.0%増の60万1154台で、3年連続でプラスとなった。軽市場のシェアは30.6%で、前年よりも0.9ポイントアップし、初めて30%台に乗せた。
輸出は同17.0%増の10万9840台と大幅に伸びた。中南米、中近東向けの増加で、4年連続のプラスだった。
海外生産は同3.6%減の4万9764台で、3年ぶりのマイナス。中国での生産台数のマイナスが影響した。