青森県と国土交通省は、25日から青森市柳町通りで「ゆきナビあおもりプロジェクト」の本格的な実証実験を開始する。歩道に埋め込んだICタグなどを活用し、高齢者や身障者など全ての人が冬期に安心かつ快適に移動できる環境作りを目指す。
「ゆきナビあおもりプロジェクト」は、青森県が国土交通省の自律移動支援プロジェクトと連携して2005年から取り組んでいるもの。実証実験は、積雪寒冷下の地方都市としてユビキタス技術を活用した、雪国の暮らしやすい街づくりを目的とした全国でも初めてのもの。
期間は、第1期が1月26日−2月4日、第2期が2月11日−2月20日、時間は10:00−17:00を予定。25日13:00からは、三村申吾・青森知事や坂村健・東京大学大学院教授などが出席してオープニングセレモニーを開催する。
実験にあたりモニターも募集中。参加希望者は参加希望日時や参加人数を記載の上、eメールにて申し込む。
ゆきナビあおもりプロジェクト(モニター申し込み)
http://www.pref.aomori.lg.jp/ubi/yukinavi/index.html