リサイクル促進センター、05年の使用済み引取は266万台

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自動車リサイクル促進センター(JARC)は12日、05年の使用済み自動車の引き取り台数が、266万台になったと発表した。業界や行政の想定を、大きく下回る数字になった。

使用済み車に関する統計データはこれまでなく、自動車リサイクル法の施行により、把握が可能になった。

従来、使用済み車は、約7000万台という保有規模から見て、年間約400万台程度発生していると見られていた。これに基づき自動車解体業界では使用済み車の適正処理を進めるための設備を準備、リサイクル法施行に臨んだ。だが法施行後は「解体する使用済み車の数が足りない」といった声が解体業者から聞かれていた。

実際に、使用済み車引取台数が266万台と、想定の400万台を大きく下回ったことで、解体車両の獲得競争の激しさが裏付けられた。

《編集部》

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