日本自動車輸入組合が発表した2005年の輸入車新車販売台数は、前年比1.7%減の26万8112台と、2年連続でマイナスとなった。日本メーカーの海外生産車の販売が不振だった。
外国メーカー車は、同2.1%増の24万8993台と、低い伸び率ながら前年を上回った。外国メーカー車の販売が前年比でプラスとなったのは4年ぶり。メルセデスベンツやBMWなどの主要高級車の販売が好調に推移したためだ。
日本メーカーの海外生産車は、同34.0%減の1万9119台と大幅マイナスだった。トヨタの『アベンシス』の販売が大幅に落ち込んだのが主因だ。
車種別では、乗用車が同1.7%減の26万4729台で、トラックが同8.5%減の3346台だった。