トラック業界がまとめた2005年の普通トラックの販売台数は、前年比2.0%増の10万6014台となり、3年連続で10万台の大台を達成した。
このうち、大型トラックは同11.1%増の5万5452台と、2ケタのプラスとなった。都市部でのディーゼル排出ガス規制強化に伴う代替え需要が発生、トラック販売は好調だった。中型トラックは同6.4%減の5万562台と不振だった。
メーカー別では、三菱ふそうを除く3社がプラスとなった。とくに、いすゞは同9.4%増の3万50台となり、シェアは1.9ポイントアップして28.3%だった。日野は同3.8%増の3万3994台で順調だった。日産ディーゼルも同9.3%増の1万9982台と大幅に伸びた。
三菱ふそうはリコール事件の影響が続き、同13.6%減の2万1988台、シェアが3.8ポイント下落して20.7%だった。