女性にも訴求力のあるクルマを目指して開発が進められた、2代目日産『ブルーバード・シルフィ』(新型、21日発表)には、女性に喜ばれそうな収納スペースがある。それはスーパーマルチコンソールと呼ばれるセンターコンソール部分。
センタコンソールボックス部分が、ガランとした窪みだけになっており、そこに格納可能なカップホルダーなどの仕切りが付いている。そして、その後方にはアームレストが装備されている。アームレストの下側には照明が付いているので、夜間はコンソール内が明るく照らされる。
センタコンソールボックスの容量は9.7リットルもあるので、ハンドバック程度ならアームレストを使用した状態でも、ここに置くことができる。そしてさらに大きなバッグを置きたい時にはアームレストをリアシート側に反転させれば、トートバッグサイズ物も置ける、大きなスペースを作ることができる。
女性がリアシートに座る時でも、助手席のシートバックポケットのスナップを外せば開口部が広がり、ハンドバックを入れることができる。
シルフィの開発責任者である松本秀二さんは「シルフィは女性が運転席、もしくは助手席に乗る機会が非常に多いクルマです。女性は小さなバッグを持ってクルマに乗り込むことが多く、その時に収まりの良い置き場所がないという声が多く聞かれたので、こういったセンターコンソールを採用しました」とコメント。
さらにシルフィはトランクも非常に広く、504リットルもの容量を確保している。横幅も広く深さがあるので、9インチのゴルフバッグなら4個を収納することが可能。女性向けのハンドバッグ置き場だけではなく、ご主人のゴルフバッグもキッチリと積める設計になっているのだ。