東洋ゴム工業は、国内ゴムライニング事業を大機エンジニアリングに事業譲渡することで基本合意したと発表した。
同社は、従来からゴムライニング製品の製造・販売事業を展開してきたが、市場規模の縮小と国際的な競争の激化によって事業からの撤退を決めた。同社の「中期経営計画'05」では化工品カンパニーの事業の「選択と集中」による見直しを掲げており、今回もこの一環。
事業譲渡期日は2006年3月31日までを目処に双方協議のうえで決定する。
今回の事業譲渡による2006年3月期連結業績に与える影響は軽微としている。