三菱ふそうトラック・バスは、中期経営計画で2006年12月をメドに本社を現在の品川地区から工場のある川崎地区へ移転すると発表した。
三菱ふそうの品川地区には現在、経営トップと営業、管理部門があり、研究開発と生産部門は川崎地区にある。2006年12月には本社部門の500人が川崎地区に移転して同社の事業を川崎地区に集約し、コミュニケーションと業務の効率化を図る。
新本社は、川崎地区の賃貸ビルを貸与する予定で、現在最終的な詰めを行っている。移転によって賃貸料が年間3億円軽減できる見込み。
三菱ふそうが入居する品川の三菱ビルからは、三菱自動車も移転する予定だ。