三菱自動車が発表した10月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界総生産台数は前年同月比2.8%増の11万5358台で、プラスとなった。
国内生産は同23.9%増の5万8658台で、5カ月連続でプラスとなった。国内向けの『アウトランダー』の生産開始で、大幅増となった。商用車生産も好調だった。
国内販売は同11.6%増の1万4854台で、6カ月連続のプラス。国内シェアは0.4ポイントアップして3.6%だった。『コルト』やアウトランダーが全体を引っ張った。
輸出は同0.2%減の3万3185台で、3カ月ぶりのマイナス。アジア向けが半減したほか、北米も同9.2%減だった。欧州向けは同68.6%増と好調だった。
海外生産は同12.6%減の5万6700台で、2カ月連続のマイナス。欧州が同59.9%減と大幅マイナスとなったため。北米は同33.1%増と伸びた。