フォード、ハイブリッドにもインセンティブ適用

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フォード、ハイブリッドにもインセンティブ適用
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フォードでは『エスケープ』に続く2台目のハイブリッドSUVとなるマーキュリー『マリナーハイブリッド』を発表、ハイブリッド普及のために価格の高いハイブリッドにもインセンティブを適用する考えを明らかにした。

フォードでは、年間4000台のマリナーハイブリッドを生産、販売の予定。さらに、今後3年間で3つのモデルに新たにハイブリッドバージョンを投入し、2010年には年間25万台のハイブリッド生産体制に移行する、という。

このマリナーハイブリッドのディーラー正規価格は2万9840ドルで、ガソリンエンジン仕様と比べて3500ドル高くなっている。しかし、同じプラットフォームを使っているエスケープハイブリッドは現在定価より1411ドル安い2万6104ドルで販売されており、マリナーにも同様のインセンティブが適用される予定だという。マリナーは現在インターネットで予約販売を受け付けているが、実際の販売は来年7月からとなる。

フォードでは、今年連邦議会で承認されたエネルギー法案により、2006年モデルのハイブリッドカーが最大2000ドルの税制優遇措置の対象となることも強調しており、インセンティブと税金の免除分でガソリン車との差額は充分にまかなえる、と今後のハイブリッド販売に強気の姿勢を見せている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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