14日に発売された新型日産『ウイングロード』のボディサイズは、全長が3cm延びたものの、全幅は1695mmの5ナンバーサイズを踏襲。全高も僅かに5mmだけ大きくなっているが、扱いやすいサイズをキープしている。
エンジンも『ティーダ』と同じ1.5リットルをメインとしながらも、上級グレードには1.8リットルもラインナップしている。ミッションもティーダと同じエクストロニックCVTを採用。1.8リットル車には6速マニュアルモードとパドルシフトが装備されている。
新型ウイングロードの商品企画を担当した中村修さんは「新型ウイングロードは、気軽に使うことのできる取りまわしの良さをキープしたいと思い、5ナンバーサイズは維持しました。ホイールベースは延びていますが、取り回しに関しては悪くなっておりません」とコメント。
確かに14インチタイヤ装着車の最小回転半径は4.7mと、先代に比べても10cmのアップに過ぎない。16インチタイヤを履く「18RXエアロ」は5.2mとなるが、これも先代の15インチ装着車と同じ数値。ホイールベースは延びたが、取り回しに悪影響は与えていないようだ。