いすゞ自動車の井田義則社長は17日発表した9月中間決算の席上、上期の小型トラック国内販売シェアが今年度からの3カ年経営計画の目標を「すでにクリアした」と明らかにした。
2−3トン級の小型トラックである『エルフ』は40.2%となり、2004年度の38.4%を1.8ポイント上回った。小型クラスでの4割突破は初めてとなる。中期計画では最終年度の08年度に40%を目指している。
また、中大型の普通トラックも上期の販売シェアが28.7%と、前年度実績から1.3ポイント拡大した。排ガス規制強化の影響で、全需自体も伸びており、バスを含むいすゞの上期国内販売は前年同期比8.1%増の4万6000台となった。通期では10万6000台を計画している。