パトカー追跡のクルマ、川にダイブ

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6日未明、鹿児島県鹿児島市内の国道225号線で、パトカーに追跡されていた軽自動車が路外へ逸脱し、川に転落する事故が起きた。クルマは小破し、運転していた25歳の男は足などに軽傷を負っている。

鹿児島県警・交通機動隊によると、事故が起きたのは6日の午前1時50分ごろ。鹿児島市谷山中央2丁目付近の市道をパトロールしていた同隊のパトカーが、一時停止標識を無視して進行する軽自動車を発見。マイクを使って停止を呼びかけたが、クルマはこれを無視して逃走を開始した。

パトカーも赤色灯とサイレンを使用した状態で追跡を開始したが、逃走するクルマは70km/hを超える速度で走り続けたために危険と判断。約2kmで追跡を中止したが、クルマはそのまま逃げ続け、鹿児島市宇宿3丁目付近の国道225号線を走行中にハンドル操作を誤って路外に逸脱。そのまま川に転落した。

男は転落の際に打撲などの軽傷を負ったが、救出後のアルコール検知において酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙している。

《石田真一》

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