カーブを逸脱、車いすの老人を直撃

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4日午前、三重県松阪市内の国道42号線で、ハンドル操作を誤ってカーブを直進した乗用車が、歩道を車いすで移動していた老人福祉施設の入所者ら4人を直撃する事故が起きた。この事故で1人が死亡、3人が重軽傷を負っている。

三重県警・松阪署によると、事故が起きたのは4日の午前10時10分ごろ。松阪市駅部田町付近の国道42号線で、近くの老人福祉施設の職員2人が、この施設に入居している男性2人を車いすに乗せて散歩していたところ、前方から走ってきた乗用車がカーブを直進するように路外へ逸脱、そのまま4人を直撃した。

この事故で86歳の男性が全身を強く打ち、出血性ショックが原因で死亡、この男性の車いすを押していた47歳の女性職員が右手骨折の重傷、89歳の男性と46歳の女性は打撲などの軽傷を負っている。

警察では乗用車を運転していた19歳の少年を業務上過失傷害で現行犯逮捕したが、この少年は調べに対して「前をよく見ていなかった」などと話しているという。

《石田真一》

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