日本自動車工業会の小枝至会長は、第3次小泉内閣の発足についてコメントを発表した。
それによると「新内閣は、改革の意欲に富んだ適材適所のメンバーで、4年前に小泉政権が発足して以来取り組んできた、構造改革の総仕上げを進めていく上でふさわしい布陣であり、歓迎したい」としている。
その上で「今後は、小泉総理のもと、行財政改革、社会保障制度改革等、一連の構造改革を速やかに断行するとともに、デフレ経済からの確実な脱却など、当面する重要課題に内閣一丸となって取り組んでいただきたい」と要望している。
政府は特別会計見直しの一環としてガソリン税などの道路特定財源を一般財源化することを検討、これに自工会は強く反対しているが、今回はこれに触れなかった。