日本自動車工業会が発表した2005年度上半期(4−9月)の福祉車両の販売実績は、前年同期比2.0%増の1万9727台で、2年ぶりに増加した。
福祉車両は、バリアフリー法の施行もあって一環して増加してきたが前年同期にはマイナスに転じたものの、低い伸びながら再び増加した。
上半期は主力の小型車が同2.2%増の1万3276台と順調に伸びたことからプラスとなった。自工会では、本格的な高齢化社会を迎えるのに伴って、メーカー各社も福祉車両の設定に力を入れており、回転シート車や車いす仕様車などが増えると、している。