豊田自動織機は、2006年度から2010年度までの5カ年計画として、環境経営に取り組む「第四次環境取り組みプラン」を策定して公表した。
同社は、「企業活動を通じて住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組むとともに、クリーンで安全な優れた品質の商品を提供する」ことを基本理念に掲げ、1993年3月に第一次環境取り組みプランを、1996年5月に第二次、2000年8月に第三次を策定し、環境保全に取り組んできた。現行の第三次プランは計画通り推進しており、2005年度末までにすべての項目で目標を達成する見通し。
このため、今回新たに第四次プランを策定した。第四次プランでは、今後ますます重要視される環境課題のうち、豊田自動織機グループの事業活動と密接な関係がある地球温暖化防止、資源生産性の向上、環境リスクへの対応、連結マネジメントの4つについて、製品、生産それぞれの側面から実施項目、目標値を設定したのが特徴だ。