スズキは、同社とパキスタンの子会社が、パキスタン北部のカシミール地方で発生した大規模地震の復旧に協力するための支援策を決定して発表した。
支援の内容は、パキスタン政府に対し、被災地での復旧作業用として四輪車と二輪車を寄贈する。義援金としてスズキ、四輪車販売業者のパックスズキモーター社、二輪車販売業者のスズキモーターサイクルズパキスタン社の3社で、総額1000万パキスタンルピー(日本円=約1900万円)の支援を行う。
スズキにとってパキスタンは、1958年に初めて二輪車の輸出を開始した相手国で、四輪車でも1975年に初めての海外生産を開始した国で、思い入れが深い。スズキは四輪車市場でトップの占拠率を占めている。