ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Mクラス』を7年ぶりにフルモデルチェンジして11日から「ML350」と「ML500」を発売すると発表した。
新型Mクラスはエクステリアは大胆で特徴的なフロントデザインとウェッジシャープを強調したサイドビュー、力強くシャープなフェンダーとした。ボディサイズは全長を145mm、全幅を75mm、ホイールベースを95mmそれぞれ旧型比拡大し、室内空間のゆとりを確保するとともに、高剛性のモノコックボディを採用した。
インテリアはモダンかつスポーティなデザインを採用、メーターパネルやセンターコンソール、ドアパネルなど、各所にクロームやアルミニウム素材をアクセントとしてあしらった。従来のフロアシフトから電子セレクターレバーをステアリングコラム右側に配置するとともに、ステアリングに組み込んだプッシュ式のスイッチでシフトアップ/シフトダウンが可能なダイレクトセレクタを採用した。
エンジンはML350には新開発3.5リットルV型6気筒DOHC4バルブエンジンを搭載、ML500には5.0リットルV型8気筒エンジンを搭載した。両モデルとも電子制御式7速オートマチックとアンスミッションの7G-TRONICを組み合わせた。
価格はML350が693万円、ML500が945万円。