フォーミュラ・ニッポン時代から鈴鹿を良く知るラルフ・シューマッハ。第二の故郷とも言える日本GPにトヨタの一員として挑むとあって、意気込みはいつも以上に高い。
「日本でトヨタのために、熱狂的な日本人の前でレースできることを心から楽しみにしているんだ。鈴鹿はF1に来る以前にレースをしてきた旧知のサーキット。コーナーのミックス具合もいいし、ドライバーにとっても大きなチャレンジとなる鈴鹿サーキットは、僕のお気に入りの一つさ」
「今年は高速トラックと相性がいいから、ここでもいいパフォーマンスを見せられるはず。1996年には日本のF3000チャンピオンシップを制した経験もあるし、いい思い出ばかり。ここに戻ってこられるのをいつも楽しみにしているんだ」
「もしウェットでのレースになろうものなら、何処が一番早く乾くかも知っているしね。ポイント獲得はもちろんのこと、表彰台も行けると思うよ」と鈴鹿への想いを語った。