日本自動車工業会が発表した8月の四輪車輸出台数は、前年同月比3.1%増の36万3306台で、2カ月ぶりに前年同月を上回った。
車種別では、乗用車が同6.7%増の31万4271台と順調に推移し2ヵ月ぶりのプラスだった。しかし、トラックは同20.0%減の4万3325台と大幅に落ち込んだ。2カ月連続のマイナスだった。バスは同53.8%増の5710台だった。
仕向け地別では、アジア向けが同9.4%減となり、依然として低迷したままだったほか、欧州向けも同10.9%減だった。主力の北米向けは同6.5%増の12万5009台と順調だったほか、中南米、アフリカ向けが好調で、全体ではプラスとなった。