安全装備や改造範囲など厳密に検査を受けた車両のみが競技に参加する。エンジン、リストリクターなど競技中に交換ができない部品は、検査終了後封印される。入賞車は競技終了後の再車検で、封印に異常があれば失格となることもある。
車両検査(Scurtineering)の順番は27日に発表されて、その順番に従って検査を受ける。小さい不備や修正可能なものは、その日のうちなら何度か検査を受けなおしてもよい。
車両規則の解釈や国際格式のラリーに慣れていないと、最悪車検に通らないで不出走ということもあるから注意が必要だ。プライベートチームなどは、持ち込んだ工具や機材で対応できないと、周辺のディーラーや整備工場の助けを借りたりする。
車両検査の日のサービスパークは、競技中のサービスとは違った緊張感に包まれている。