三菱自動車系ディーラーが初の解散、業績不振で

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三菱自動車は、同社の子会社で、販売低迷から業績が悪化していたディーラーの大分三菱自動車を解散すると発表した。

リコールに関する不正事件の影響で、三菱系ディーラーの業績も低迷しているが、販社を解散するのは今回が初めて。三菱自動車は解散に伴って再建貸倒など8900万円の損失を計上するが、2006年3月期の業績予想には織り込み済みと、している。

大分三菱は、三菱自動車が100%出資する子会社で、拠点は1拠点で、従業員数は29人。2003年度、2004年度と2期連続経常赤字で、2005年度には経常利益8億円に黒字転換した。

しかし、三菱自動車の国内販売ネットワークの再構築の一環として九州地区の効率的な販売体制を強化するため、大分県の販売は東九州三菱に一本化するため、大分三菱は解散することにした。11月30日に営業を終了して手続きが完了後、解散する。

大分三菱の顧客のアフターサービスは東九州三菱が引き継ぐ。

《レスポンス編集部》

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