三井住友海上火災保険は、過去3年間に支払った保険金の一部支払い漏れが2万5091件あったと発表した。
支払い漏れがあったのは自動車保険2万2855件、火災保険1042件、傷害保険1114件などで自動車保険が9割を占めた。車両保険に付帯する代車費用特約や修理時の臨時費用特約、対人賠償保険の臨時費用特約などで支払い漏れがあった。
全体の96%にあたる2万4000件については追加支払いを完了しており、支払い総額は15億7000万円に達している。
損保協会によると同協会に加盟する20社(再保険会社2社を除く)のうち19社で費用保険金などの支払い漏れが判明している。