【三菱 ランエボ ワゴン 発表】エンジン&ミッションは2種類

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7日に発売された『ランサーエボリューションワゴン』には、セダンよりも幅広い用途を想定して、2種類のエンジンとミッションが用意されている。

「GT」と呼ばれる6MT車には、3月に発売された『エボリューションIX』に搭載されているものと同じ、最新の「MIVEC」インタークーラーターボエンジンが搭載されている。最高出力はセダンと同じ280psで、最大トルクは重量増加を考慮して40.0kgmと、若干抑えた数値としている。

5ATを採用する「GT-A」には、02年に発売されたセダンのGT-Aと同じ仕様のMIVECのない2リットルターボエンジンが搭載されている。最高出力は272psで、最大トルクは35.0kgmと、これもセダンのGT-Aと同じ数値になっている。

このエンジンについて三菱自動車商品企画本部 藤井啓史さんは「GTのエンジンはランエボIXで好評のMIVECターボを搭載し、セダンのGSRと同じ6MTを組み合わせています。セダンのGTはラリーのホモロゲーションの関係で5MTですが、ワゴンのGTは6MTとしました」

「GT-Aは02年に販売したセダンのGT-Aとほぼ同じです。それはこのエンジンで、すでにATとのマッチングが図れており、小径のタービンのほうがATのタイムラグをカバーしてくれるからです。スペック的にはMTよりも劣っていますが、ATにはこのエンジンがマッチしていると判断しました。限定台数は全部で2500台ですが、GT-Aのほうで1500台を見込んでいます」と語る。

実際にランサーエボリューションワゴンに試乗してみると、エンジンのパンチ力はワゴンといえども衰えてはいない。セダンの6MT車に比べて90kgほど車両重量が増加しているので多少の重さは感じるが、高回転まで一気吹け上がるランエボならではのフィーリングが味わえる。

ATのGT-Aでは多少大人しくはなるが、それでもランエボらしい豪快な加速感を味わうことができる。ATを選ぶことができるのも、ランエボワゴンの魅力のひとつだ。

《岡島裕二》

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