ブリヂストン、国内12事業所でISO14001の統合認証を取得

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ブリヂストンは、環境に関する国際標準規格であるISO14001の統合認証を取得したと発表した。今回認証の対象となったのは、本社、東京都小平市と神奈川県横浜市の技術センター、国内9工場の合計12事業所。

同社は、2003年に「環境中長期計画」を制定し、その中で2010年までに達成すべき目標を明確にし、環境保全活動を推進している。今回のISO14001統合認証は、この計画の取り組みの一つであるグローバル統一環境経営システムを構築する一環として取得した。 
 
同社は、1997年に東京工場がISO14001の認証を国内タイヤメーカーとしては初めて取得し、2001年末には国内全工場でISO14001の認証を取得した。今回のISO14001統合認証の取得は、これまで工場が個別に取得してきた認証を一本化し、さらに本社・技術センターなど非生産系の事務所を含め統合するもの。

この活動を通じ、グループの全従業員が環境保全を意識して業務を進め、紙・ゴミ・電気などのムダ・ムラの削減といった日常の環境活動に加え、製品の開発・設計から流通・販売まで一貫して本業における環境活動の取り組みを促進していく。
 
今回の統合認証取得により第一次の全社統合認証を終了し、2005年末には支店を含めた全社統合認証取得を完了する予定だ。

《レスポンス編集部》

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