【三菱ラリーミーティング】王者の復活、ラリージャパン参戦体制

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三菱というと、パリダカなどのラリーレイドのパジェロを思い出す人が多いかもしれないが、WRCを代表とするラリーでの実力は、それに劣らぬ輝かしいものであり、戦歴にいたってはパリダカよりも古い1967年のサザンクロスラリーに遡る。

WRCでは1996年から1999年までの間、三菱車でトミ・マキネンが4年連続のドライバーズチャンピオンを獲得している。

2002年以降、変則的な1年半の活動休止を余儀なくされ、不遇の連続だった三菱が2005年からWRCにフル参戦体制で帰ってきている。そして今年のラリージャパンを控え、チーム三菱自動車モータースポーツ(MMSP)が、その参戦体制について発表記者会見を行った(3日、横浜)。

MMSPからは2台の『ランサーWRC05』がエントリーされている。ドライバーはジル・パニッツィとハリ・ロバンペラだ。もう1台のジャンルイジ・ガリのWRC05はMMSPのワークス体制ながら、マニュファクチャラーズポイント対象外での出走となる。若手育成、車両開発と理由はいくつかあるが、ほとんどのメーカーが2台体制のところに3台走らせるという三菱の意気込みと、来年も見据えた戦略が伺える。

そのほか、グループNのPWRCでスバルの新井選手と戦うアドバンチームの奴田原文雄選手と、三菱ディーラーチームの田口勝彦選手の『ランサーエボVIII』が、三菱やラリーアートのバックアップを受け参戦する。

MMSPの社長である鳥居勲氏は、日本車メーカーとしてラリージャパンは特別なイベントであり負けられないが、結果は上向いてきている。ラリージャパンの前哨戦ともいえる、全日本ラリー選手権ラリー北海道ではランサーで田口選手が優勝しているし、地の利を生かしてポディウムを狙いたい、と力強いコメントをしてくれた。

《中尾真二》

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