【ホンダ中国】広州ホンダ・峯川総経理…鈴鹿と狭山のように

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●最後は「QCD」の勝負で生き残る

——小型車では韓国車の伸びが著しい。

峯川 そうなんです。北京現代は(フィットシリーズより)もう少し上の1.6リットル級の『エラントラ』を凄く伸ばしている。経済車は少し苦戦が始まっているという状況です。エラントラは採算的にはかなり無理をしているのでしょうが、本国から安く部品を出すなど戦略的にシェアを取るということだろうと見ています。

ただ、中期的には価格だけでは無理がある。やはり、最後は「QCD」(品質・コスト・デリバリー)の勝負となる。競争のベースはここでも世界と同じであり、QCDを高めた企業が残っていくのでしょう。

——得意とするミニバンの市場はいかがでしょう。

峯川 日本の『オデッセイ』を左ハンドルにして生産しているのは海外のホンダでは当社だけ。手応えは感じますが、まだ(ミニバンの普及には)時間がかかりそうです。公務用車が中心で、家族で楽しむというところまでは行っていない。しかし、日本などのようにそうした時代もくるでしょう。

——来年稼動予定で第2工場の建設を進めています。

峯川 稼動は来年秋口ぐらいの計画で、いまのところ順調です。ここ(第1工場)がもう限界ですから全くのサラ地に建設している。土地は鈴鹿製作所とほぼ同じ100万平方メートルですから、将来の拡張ポテンシャルも充分にある工場となります。

●小型車は需要増から激戦へ
●最後は「QCD」の勝負で生き残る
●「生き生き」キャッチフレーズは不要
●人件費は安くない。現地調達が強い

《池原照雄》

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