ガソリンスタンドでメガネが壊れたと因縁、現金脅し取る

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北海道警は9日、フルサービスのガソリンスタンドで給油する際、従業員がメガネを落として傷つけたなどと因縁を付け、修理代と称して現金を脅し取っていたとして、32歳の男と44歳の女を恐喝容疑で逮捕した。

北海道警・池田署によると、恐喝容疑で逮捕されたのは、いずれも住所不定無職の32歳の男と44歳の女。この2人は今年5月26日、池田町内のガソリンスタンドに給油に訪れた際、従業員が傷つけたメガネの修理代として称し、この店から現金6万円を脅し取った疑いがもたれている。

クルマのドアに備え付けられた物入れなどに壊れたメガネを引っ掛けておき、従業員がドアを開けると地面に落ちるようにしていた。また、このメガネにはあらかじめ傷がつけられており、従業員の不注意で傷つけたと装いやすいようになっていた。

2人は犯行にレンタカーを使用しており、このナンバーから身元が発覚。他にも同様の犯行を繰り返していることもわかった。被害は北海道だけではなく、東北地方や関東の一部にも及んでいるとみられる。

警察では逮捕した2人を厳しく追及し、事件の全容解明に当たる方針だ。

《石田真一》

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