クルマではね、さらに刺す…隣人トラブル殺人

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7月28日朝、島根県浜田市内の市道で、10歳の男児が隣の家に住む53歳の男が運転するクルマにはねられた。この男児を介抱していた36歳の父親はこの男に包丁で顔面や胸など数カ所を刺されており、間もなく死亡が確認された。警察ではこの男を殺人未遂の現行犯で逮捕している。

島根県警・浜田署によると、事件が起きたのは7月28日の午前7時ごろ。浜田市長沢町付近の市道で36歳の男性と10歳の男児が親子でキャッチボールをしていたところ、隣の家に住む53歳の男が運転する軽自動車がバックで進行してきて、男児を背後からはねた。

転倒した男児を父親が介抱していたところ、クルマから降りた男は隠し持っていた包丁で父親の胸や顔面などを数回に渡って刺し続け、最後は左目の近くに包丁を突き刺し、自宅に戻っていった。父親は近くの病院に収容されたが、すでに心肺停止の状態で、間もなく死亡を確認。男児も転倒した際に打撲などの軽傷を負っている。

警察では男を殺人未遂の現行犯で逮捕しているが、男は犯行後には自分の家族に向かって「これで俺の人生は終わった」などと話していたという。死亡した男性の飼っていた犬を巡り、男とは度々トラブルになっていたという近隣住民の証言もあり、警察では事件に至る経緯を調べている。

《石田真一》

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