マツダは、国内連結子会社が加入するマツダ厚生年金基金が、確定給付企業年金法の施行に伴って、7月31日付けで厚生労働大臣から厚生年金基金代行部分の過去返上分の認可を受けたと発表した。
これに伴って同社の国内連結子会社は代行部分にかかる退職給付債務を国へ返還相当額まで修正し、その差額を損益に計上する。代行部分に対応する未認識債務も一括して消却する。
2006年3月期連結決算への影響は、連結損益計算書で約590億円、提出会社の損益計算書で約560億円の特別利益を見込む。ただ、連結決算及び個別業績予想にはすでに反映させているので修正しない。