阪神高速道路公団は、8月1日より順次、各種利用照会において、ETCを利用した区間の入口と出口を併せて表示すると発表した。これは、将来の対距離料金制の導入を見据え、ETCを活用し利用の距離に応じた料金設定を試行的に導入する取り組みの一環だ。
今回の対応は、ユーザーが阪神高速を利用した場合、出口に設置されたETC通信機器を活用し、請求書の通行明細やETCマイレージサービスの還元額利用明細画面、ETC前払いサービスの利用明細画面や利用明細書などに利用区間の表示を入口と出口を併せて表示するもの。
環境ロードプライシング実施区間、関西国際空港連絡橋連続利用社会実験区間などから今回の対応を開始し、その他の区間も順次展開を阪神高速道路公団は開始していく。