日本自動車工業会は、2004年度(2004年4月−2005年3月)の日本メーカーの累計海外生産統計を発表した。
主にアジア、北米市場での日本メーカーの現地生産の拡大で、2004年度の海外生産台数は前年同期比11.3%増の988万3674台と急増した。
地域別では、アジアが同16.2%増の362万2969台と大幅に増えた。タイやインド、中国での現地生産化が加速したのが主因だ。
北米は同7.9%増の389万5571台と順調に推移した。欧州も同6.2%増の146万4394台となったほか、アフリカでも同24.1%増の19万7007台など、ほぼ世界全地域でプラスとなった。
ただ、大洋州だけが同16.2%減の12万2687台と不振だった。