パーティグッズで変装の強盗、コンビニ店員をはねる

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11日夜、広島県広島市中区内のコンビニエンスストアで、レジカウンターに侵入した不審な男を追跡していた店員が、この男の仲間と思われる別の男が運転する軽自動車にはねられて負傷する事故が起きた。警察では強盗致傷事件として捜査を開始した。

広島県警・広島中央署によると、事件が起きたのは11日の午後8時55分ごろ。広島市中区立町付近にあるコンビニエンスストアで、店員数人がバックヤードで打ち合わせをしていたところ、防犯カメラのモニターにレジカウンターに侵入する不審な男が映っていることを確認した。

男はパーティグッズのような口ひげや鼻のついた眼鏡で変装していたが、飛び出てきた店員の姿を見るなり何も取らずに店外へ逃走した。

27歳の男性店員が男の後を追いかけたが、約50m離れたところで後方から走ってきた軽自動車にはねられた。追いかけられていた男はこのクルマに乗り込み、そのまま逃走している。男性は転倒した際に軽傷を負っている。

警察では強盗致傷事件として捜査を開始。店から防犯ビデオの提供を受け、逃げた男の特定を進めている。

ビデオには2人の男が映し出されており、実行役と逃走支援役の男と思われる。2人ともパーティグッズを着用していた。実行役は20-40歳代、逃走支援役は35-60歳と見られている。

当時、店のバックヤード5人の店員が、店内には1人の店員がいたが、店内にいた店員はレジカウンター侵入には気づいていなかった。

《石田真一》

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