【スバル ミーティング】竹中社長、スポーツ哲学を語る

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1日、東京・晴海で行われたスバルモータースポーツ・プレスミーティング。冒頭、竹中恭二社長はスバルがモータースポーツに力を入れる意義について、「走りを極めることは、運転の楽しさや安全を極めること。われわれはモータースポーツを通じて走りを磨いていく」と語った。

モータースポーツはメーカーにとっては、まさに“走りの実験場”だが、「スバルの特徴は市販モデルとWRCマシンが非常に近いこと」(ペター・ソルベルグ選手)という背景もあって、ラリーを通じて得られたデータが直接市販車の開発にフィードバックされるケースも少なくない。

ラリーの走りは、4輪ドリフトが当たり前だった90年頃とは様変わりし、今は4WDのトラクションをフルに使えるかどうかが勝敗の分かれ目になっている。

WRCで勝利するためには、タイヤをうまく接地させるべく、フリクションやジオメトリー変化が少なく、作動の正確なサスペンションが必須。それは市販車の設計にも生かすことができるのだという。

「ステアリングに自分の意思をインプットするだけでフロントサスが素直に作動し、ラインを思い通りにトレースできるクルマは、走りの楽しさだけでなく、安心感も大きい。これからも安全で楽しいクルマづくりを目指していきます」(竹中社長)

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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