「カッコ良く年を取って、いつまでも人生を楽しもうじゃないか」と、「モテるオヤジ」が各メディアで注目されている。そんな「モテるオヤジ」はどんなカーライフを送っているのか? 男性と女性の視点の違いを浮き彫りにした。
調査したのは、クルマの買い取り、中古車販売のガリーバーインターナショナルが運営するガリバー自動車流通研究所。調査には「C-NEWS」(http://cnews.info-plant.com/)が協力した。調査期間は2005年5月20日−22日。
調査対象は40−59歳の男性:500人と、20−39歳の有職の女性:500人、合計1000人のインターネットユーザー。モテるオヤジとその相手という年代だ。まずはブランド指向を国産車について尋ねる。
問い:40−50代のモテる男性が乗っているイメージのある国産車ブランドはどれですか?
男性(40−59歳)
1:トヨタ 49.0%
2:ホンダ 14.4%
3:日産 10.8%
女性(20−39歳)
1:トヨタ 45.8%
2:日産 16.4%
3:ホンダ 9.4%
1位はなんと(失礼)トヨタである。“オヤジグルマ”と言われる(再び失礼)トヨタは、“モテるオヤジグルマ”でもあったのだ。差が出たのは日産とホンダ。女性の視点によるモテるオヤジのイメージは男性ほどホンダ寄りではなく、そのぶん日産が強い。
ガリバー自動車流通研究所は、近年のホンダのイメージ、「ミニバンのホンダ」がこの差の理由であるとする。モテるオヤジには家庭的な匂いがしてはならないのだ。