フォード・モーター・カンパニーは、新世代フォード『フォーカス・フレキシブル・フューエル車(フォーカスFFV)』とフォード『フォーカスC-MAXフレキシブル・フューエル車(フォーカスC-MAX FFV)』をスウェーデンで同時発売すると発表した。
欧州でのエタノール燃料車普及に向けての先駆者的な役割を果たしていく。
新型フォーカスFFVとフォーカスC-MAX FFVは、CO2(二酸化炭素)排出量を最大70%低減させた。フォードが進める将来のサスティナブル・モビリティの実現に向けた先進環境保護技術や環境保護のさまざまな取り組みにおいて重要な役割を果たすとしている。
先代のフォーカスFFVは、異業種間、地方自治体、政府、NGOなどとの緊密な協力関係よって実現可能な具体案を示す成功例として成果を収めている。
欧州フォード政府・環境事業部門のウルフギャング・シュナイダー副社長は「今回のFFVは、バイオ・エタノール技術をリーズナブルな価格で市場に積極的に提供していくという、フォードの業界に先駆けた取り組みを示すもの。我々は、これらの技術を極めて重要なものと位置付けており、今後も引き続き欧州全域にバイオ・エタノール技術を普及、浸透させ、サポートしていく」としている。