日本自動車工業会が発表した5月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は、前年同月比4.4%増の78万6946台で、5カ月連続でプラスとなった。
乗用車は同4.0%増の64万5992台と順調だった。このうち、普通乗用車が同2.4%増の29万7527台だった。小型四輪車が同10.5%増の24万3236台、軽四輪車が同4.8減の10万5229台だった。
トラックは同5.5%増の13万5528台だった。内訳は普通トラックが同9.5%増の5万9135台、小型トラックが同3.2%減の3万1742台、軽貨物車が7.4%増の4万4651台だった。バスは同19.5%増の5426台だった。
輸出は前年同期比0.7%減だったものの、国内販売は前年同期比7.5%増と好調で、全体を押し上げた。ただ、今後も現地生産シフトが進む見込みで、国内需要をどこまで抱え込めるかが注目される。