東京海上日動、保険金支払い業務をペーパーレス化

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東京海上火災保険は、動画対応の携帯電話とPDA(携帯情報端末)活用し保険金支払い業務をペーパーレス化すると発表した。
 
建物や家財、自動車の被害に関して保険金を支払うには通常、損害調査の担当者が被害の状況を確認して書類を作成、写真を撮影して損害額を算出する。さらに保険金支払いのためのレポート作成などが必要で、これらの手続きは従来紙で行っていた。

しかし地震や台風などの広域災害では被害件数が一度に膨大に上るため、紙ベースの作業では追い付かず保険金支払いまで多くの日数を要していた。

このため損害調査を担当する子会社の損害調査員(約1350人)に動画対応の携帯電話を所持させ被災物件の状況をリアルタイムで把握できるようにした。さらに保険金支払い専用のPDAを導入し一連の保険金支払い業務をペーパーレス化、保険金支払いまでの日数を短縮する。

《編集部》

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