追突事故は泥酔運転が原因、危険運転容疑適用へ

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20日、神奈川県横浜市内の市道で、泥酔状態にあった36歳の男が運転する乗用車が、前を走るバイクに激突する事故を起こした。

バイクを運転していた26歳の男性は転倒した際に顔面を強打。あごの骨を折る重傷を負っている。警察では男を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕している。

神奈川県警・金沢署によると、事故が起きたのは20日の午前0時ごろ。横浜市金沢区能見台3丁目付近の市道で、36歳の男が運転する乗用車が、前を走る26歳の男性が運転するバイクに激突した。

バイクは衝突の弾みで転倒。男性は路上に投げ出された際に顔面を強打し、あごの骨を折るなど全治2カ月以上の重傷を負った。

男のクルマはほとんど減速しない状態でバイクに衝突しており、アルコール検知の結果として基準値をはるかに上回る高濃度のアルコール分を検出。明らかな泥酔状態で、自力で立っていることもできなかった。

このため、警察では道交法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕。男が泥酔状態であることや、運転が危険が及ぶレベルまで自分が酔っていることを自覚していたことなどから悪質と判断。送検時には業務上過失傷害ではなく、危険運転致傷を適用する方針だ。

《石田真一》

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